遊び心のある端午の節句

こんばんは。一般社団法人知る・愉しむ〜日本の器小松早苗です。

今日から立夏ですね。そして、端午の節句です。みなさま、どのようにお過ごしでしょうか?


連載させていただいている関西調理師会古萌会の会報誌では、
堀貴春さんのカブトムシをモチーフにしたティセットを「兜」に見立て、遊び心のある端午の節句を演出いたしました。

こんな器の選び方も愉しいと思いませんか?



堀貴春うつわむしうつわむし | うつわむしは、堀貴春による昆虫をモチーフにした作品を掲載しております。うつわむしは、堀貴春による昆虫をモチーフにした作品を掲載しております。utsuwamushi.com



また、端午の節句といえば、ちまき、柏餅ですが、なぜこれらを食べるのでしょう?



お正月のおせち料理に始まり、人日の七草粥、節分の鰯料理や豆まき、桃の節句のちらし寿司やハマグリのお吸い物・、そして端午の節句の柏餅や粽・・。

このような「年中行事と密接な関わりのある食事」は、ユネスコの世界無形文化遺産にも指定された「日本人の伝統的食文化」の大きな特徴の一つです。屋久島の自然や白川郷等の世界遺産がそうであるように、日本人はこの伝統的食文化を後世に継承していかねばなりません。
そのためには、なぜその行事でそれを食べるのかという理由や由来、そして、そのことに込められた思いを知ること、伝えることはとても大切なことだと言えるでしょう。


知る・愉しむ〜日本の器いろはにすと講座では、和食器の基礎やコーディネートの方法の他にこのようなこともお話ししています。

5月6月の講座予定はこちらをご覧ください→いろはにすと講座 5月6月開講スケジュール | 一般社団法人 知る・愉しむ~日本の器antennart-design.com


【受講された方の感想】
・同じ食器が組み合わせ方で全く違って見えるのにびっくりしました。

・家族に「美味しそう!なんかおしゃれ!」と言われることが増えて嬉しいです。

・コーディネートの基礎を学べて頭の中が整理できました。今までなんとなくやってうまくいかず悩んでいましたが、サクサク満足のいくコーディネートができるようになりました。やっぱり基本って大切ですね。

・器の作家や窯元さんのこと、産地や製法のことなどをもっと知りたくなりました。

・「どのように食べるか」が子供の成長にどのように関わってくるかを具体的に教えてもらって、改めて家族と囲む食事の時間を大切にしようと思いました。

・年中行事のキーワード。なるほど!でした!今まで目に入っていたはずなのに見えていなかった景色が見えてきてとても愉しくなりました。知るって愉しい!

・今日は息子の初節句、学んだことを取り入れて思い出に残る日にします!

・モデルルームのディスプレイの仕事をしていますが、基本を知って、お皿の配置の仕方など自信を持ってできるようになりました

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