おはようございます。
知る・愉しむ〜日本の器 小松早苗です。
今日もとっても寒い朝ですね。
世界の無形文化遺産「和食」 料理人が明かす登録までの道のりとは アナザーストーリーズ 運命の分岐点残された映像や決定的瞬間を捉えた写真を、最新ヴァーチャルで立体的に再構成。事件の“アナザーストーリー”に迫る、マルチアングルドキュメンタリー。www6.nhk.or.jp
昨夜のNHKBSプレミアム、アナザーストーリーズ「世界が絶賛 和食〜無形文化遺産登録」をご覧になられた方いらっしゃいますでしょうか?
2020年のオリンピックが東京に決まった年の12月、
「和食 日本人の伝統的食文化」がユネスコの無形文化遺産になりました。番組では、申請に尽力された菊乃井の村田さんの思いや登録までの道のりが紹介され、大変興味深く拝見しました。
と言いますのは、私どもの講座ととても関係深い内容だったからです。

基本を知ると器選びはもっと愉しくなる「知る・愉しむ〜日本の器いろはにすと講座」の内容には、大きく三つの柱があります。
1 .「どのように食べるか」の大切さ
2.1を知った上で、そのために「器の力」を最大限活用しよう→和食器の基礎や器コーデの法則
3.「和食 日本人の伝統的食文化」がユネスコの無形文化遺産になったことの意味
です。
これらをお伝えすることで、
1.家庭の食卓が、心豊かなパーソナリティや絆を育む場になっていきますように・・
2.器使いの楽しさをたくさんの方に知っていただき、作り手と使い手を繋ぎたい。
3.日本の伝統的食文化を後世に継承して行く一助になりますように・・
という願いを実現したいと思っています。

「和食 日本人の伝統的食文化」
「日本人の伝統的食文化」とは何でしょう?
ユネスコに提出されたのは以下の4項目です。
① 多様で新鮮な食材とその持ち味の尊重
②一汁三菜などのバランスの良い健康的な食事
③自然の美しさや四季の移ろいの表現
④年中行事と密接に結びついた食文化



「知る・愉しむ〜日本の器いろはにすと講座」では、特に一番無くなりそうな④の「年中行事と密接に関わる食文化」に焦点を当てています。
お正月のお節料理、
桃の節句のちらし寿司や蛤、
端午の節句や節分、冬至などの行事食。
なぜそれを食べるのか、その意味や歴史を知ることで面倒なことが愉しいことになっていき、それは、忙しい現代生活の中に年中行事を取り入れていくエネルギーに繋がっていきます。



ユネスコの無形文化遺産になるということは、「残していくべき大切なものだが、このままでいくとなくなってしまうのではないですか?それでいいの?」と注意喚起され、「継承して行く責任」を私たち日本人が担ったということです。
番組の終わりもそのような言葉で結ばれていました。

番組を拝見し、ユネスコの無形文化遺産認定に尽力された方々の思いを真正面から受け止め、改めて「知る・愉しむ〜日本の器いろはにすと講座」の内容をたくさんの方にお伝えしたい・・という思いを強くしました。

村田さんが、和食のユネスコの無形文化遺産申請に動かれたきっかけや実現の裏には、アランデュカス氏との友情があったことなども初めて知り、講座でお話しできることも増えました。
あ、
そういえば!!
明日は五節句の一つ、人日です!
七草粥の日ですね。
(本当は人日の日の意味や歴史、なぜ七草粥?など書きたいところですが、あまりに長文になって参りましたので省略させていただきます。)
七草粥は、人日の日の〝朝食”でいただくものです。

ですのでみなさま、
本日のお買い物リストに七草をお忘れなく〜〜!
今日も素敵な一日になりますように・・
コメントを残す