おはようございます。
一般社団法人知る・愉しむ日本の器 小松早苗です。
今日は冬至。初候乃東生(なつかれくさしょうず)
昼の時間が一年で一番短くなる日ですね。

「一陽来復」のお札は毎年冬至の日から節分まで穴八幡宮で配られます。
わたしはここ数年、冬至の日にこのお札をいただくために始発で行って並んでいます。5時半頃着くのですが、もうすごい行列です。いただけるのは9時過ぎ。寒くて長い時間なのですが、とても気持ちのいい時間でもあるのですよ。
でも今日は9時から用事があるので、行っていては間に合わないと思って諦めました。西巻が午後からいくそうなので、お札をお願いしています。

毎年、境内には柚子や甘酒、唐辛子、暦などの露店がたくさん並び、賑やかなのですが、今年は屋台は一切なし、お参りも代表者の人のみにしてくださいというということ。
でも今ツイッターを見ると、やはり今年もすごい行列のようです。
感染対策、大丈夫かな。

「冬至の日はかぼちゃを食べる」なぜかぼちゃを食べるのでしょう?
冬至の日は、謂わば太陽の力が一番弱まる日ですが、この日を起点として明日から1日づつ日は長くなっていきます。
そう、陰極まって陽に転ずる日。
この日から上昇運に変わっていく日と考えられているのです。

そこで「ん(運)」のつくものをお供えしてそれをいただきます。
これを「ん盛り」と言います。
かぼちゃは別名南京、「ん」がつきますね。
にんじん、大根、こんにゃく、銀杏、金柑、レンコン、寒天、インゲン・・
スーパーの店頭にも冬至コーナーが設けられています。
今日は柚子湯に入り、「ん」のつくものを食べて冬の寒さにしっかり備えましょう。そして、上昇運に!!

日本の伝統行事や行事食を継承していくことの大切さ。
忙しい現代生活の中で、そのモチベーションを保つための心の持ち方についてもお伝えしています。
この講座を終了した方を「いろはにすと」と呼んでいます。
東京、神奈川、新潟、北海道、鹿児島、大阪、兵庫、京都・・・各地にいろはにすとが誕生してきています。
あなたも「いろはにすと」になりませんか?
日々の暮らしが一段と愉しくなると思います。
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