おはようございます。一般社団法人 知る・愉しむ〜日本の器 小松早苗です。
先日、立冬になりました・・と書きましたのに、もう立冬末候です。
時の経つのがあまりに早くて・・本当にどうしましょう!?

立冬末候 金盞香(きんせんかさく)
水仙が咲き芳香を放つ頃。
「金盞」は金の盃のことで、花の濃い黄色の冠の
部分がそれに似ていることから、水仙のことを
こう呼ぶようです。
「知る・愉しむ〜日本の器いろはにすと講座」を受講された方を「いろはにすと」と呼んでいますが、今日はそのいろはにすと一期生のHTさんをご紹介したいと思います。ブログはされておりませんので、お許しを得て、Facebookの投稿を転載させていただきます。
いつか、一度は作ってみたいと思っていた作品があります。
赤白のお祝いのテーブルです。
それには、赤い絵付けの高台つきの鉢が欲しいとかねてから思っていました。
前にそんな話しを永昌菴の住職にしたら、杯洗と言う名前だと教えていただきました。
住職は私の息子ほどの若さですが、骨董の知識は半端なく、頼もしい方です。
昔は杯をこの杯洗で洗って次の人に杯をまわしたそうです。
そして、先日、住職がお持ちの杯洗を持って家にきてくださいました。
杯洗だけでなく、江戸後期の御飯茶碗、伊万里の小皿、久谷焼の急須、お香入れ、花瓶などを沢山の物をいただきました。
うれしくて。うれしくて。
これらの器を使い、その場で赤白のお祝いのテーブルを作りました。
今のテーブルによみがえり、今の世に十分すてきと思って貰いたい思いで一杯です。



すばらしいですね!
器の力はもとより、コーディネートの素晴らしさ!
狙い通り、モダンさを感じます。
それもそのはず、彼女は昨年の東京ドームテーブルウエアフェスティバルにも入選されているのです。

新潟、越後湯沢にお住まいのHTさん。ご自宅や周りには古い眠っている器がたくさんあるのだそうです。
そんな器を生き返らせたいという強い思い!!
これらの器をいかに現代的に、都会的に見せるか、日夜そればかり考えているとおっしゃっていました。
そんな彼女の思いが周りに伝わって、酒造会社での展示など、古いうつわを現代に・・の輪は広がっていっています。



テーブルコーディネートの教室もされています。コーディネートを学びに行く・・というのももちろんありですが、この世界感に浸りに伺う、それだけでも素敵だと思いませんか?
ご興味ある方はぜひお問い合わせください。ご紹介いたします。
「知る・愉しむ〜日本の器いろはにすと講座」を受講された方がよく仰ること。
こんな器、使ってないけど食器棚の奥にあります!
そんなの実家にあったなぁ‥
昔の漆器あったけど、捨てちゃいました・・
こんなに素敵に使えるんですね。
お家に古い器があったり、どのように使っていいのかわからず捨てようかと迷ってる器があったりしたら、ぜひ一度ご相談ください。
知る・愉しむ〜日本の器入門講座を受けてみませんか?
その器を見せてくださればアドバイスもさせていただきます。
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