こんにちは
一般社団法人知る・愉しむ~日本の器の小松早苗です。

久々に晴れて、秋らしい空が広がっています。
今日は秋土用の入りです。
土用というと、夏の土用の丑の日が一番に思い浮かびますが、
「土用」の時期は、春土用・夏土用・秋土用・冬土用と4回あります・・
というお話は夏に書きましたね。
復習!復習!
今一度どうぞお読みください。↓
立春・立夏・立秋・立冬の前18日間を「土用」といいます。
つまり、各季節の最後の18日間。
来る季節の前の18日間。(正確には17日〜19日、季節によって違います。)
そもそも「土用」は雑節のひとつ
「土旺用事」の略で、土の気が旺(さかん)に働く時期という意味です。
土の気を養う時期なので土いじりはしてはいけないと言われていて、農作業の指針であるとともに家の基礎工事などもこの時期にしない方が良いそうですが、
私たちが一般的にもっとも意識するべきは
「各季節の転換期」であるということでしょう。
古より人々は、土用の時期を
「次の季節の準備と身体の養生をする期間」と位置付けてきました。
「秋土用」は、夏に溜まった疲れが表面化しやすい時期。
そして気温差によっても体調を崩しがちです。
ガッテンガッテンですよね。
次の季節の準備・・
衣替え・毛布や暖房の準備、
身体の養生・・
栄養価の高い旬のものを摂取して身体を労わる
来る冬の寒さに少しずつ体を慣らしていくことを心掛けたいものです。
みなさまどうぞご自愛くださいませ。
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