興味への扉 蟋蟀から新古今集へ

おはようございます。
一般社団法人知る愉しむ〜日本の器 小松早苗です。
雨の日曜日。
今日から寒露末侯となりました。

蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)

戸のむこうから虫の声が聞こえてくる頃。
ということですが・・・

あれ?
「蟋蟀」という漢字は「こおろぎ」と読みますよね。
そう、
昔はこおろぎのことをキリギリスと呼んでいたのだそうです。

きりぎりす 鳴くや霜夜(しもよ)の さむしろに
   衣(ころも)かたしき ひとりかも寝む

     後京極摂政前太政大臣 新古今集


百人一首の有名な歌ですが、こちらも

こおろぎが鳴いている、こんな霜の降る寒い夜に、
むしろの上に衣の片袖を自分で敷いて、独りさびしく寝るのだろうか。

という訳になります。

(因みに、平安時代は、男性と女性が一緒に寝る場合は、お互いの着物の袖を枕代わりに敷く習慣があり、「片敷き」は自分の袖を自分で敷く寂しい独り寝のことをさします。)

堀貴春さんのワイングラス 昆虫をモチーフにした作品作りをされています。






皆様の耳にこおろぎの鳴き声は
聴こえるでしょうか?
鳴いているけど、
気づいていないこともありますよね。

でも、
蟋蟀在戸の季節だよね・・と思っていると
耳に入ってきたりするものです。

秋の夜長をどうぞお楽しみください。



ある「いろはにすと」の方が、
「このち『知る・愉しむ〜日本の器いろはにすと講座』を受けてから、万葉集にすごく興味が湧いてきたんです。」
と仰ってました。


直接講座で万葉集に触れることはないのですが、
講座内容のどこかの部分が、その方の万葉集への興味の扉をノックしたんでしょうね。

今日は万葉集ならぬ、新古今集とこおろぎのお話しでした。

知る・愉しむ〜日本の器いろはにすと講座」は、器の知識やコーディネートの基礎(いろは)を知ることで、
日本の器の良さを再認識し、
日々の食事をより美味しく愉しいひとときにしていただくことを目的としています。

知る・愉しむ〜日本の器いろはにすと講座」は、興味の扉を開くための講座です。

知ると愉しくなる、
愉しくなると更に知りたくなる、
すると、もっと愉しくなる、
そうするともっともっと知りたくなる
すると、もっともっともっと愉しくなる・・・・・・

〈知る〉と〈愉しむ〉の連鎖、

受講者の感想で多いのは、
「知るって愉しい!」
「いろは」を知ることで、
今まで見えなかったものが見えるように・・
今まで耳に入って来なかったものが聞こえるようになります。

それが、「知るって愉しい!」とみなさまが言われる所以です。

【講座内容】

①知る・愉しむ〜日本の器 その心は・・

②知る・愉しむ 〜 器のいろは

③知る・愉しむ 〜 器コーデの法則

コーディネート部分の講義監修は、東京ドームテーブルウエアフェスティバル優しい食卓コンテスト大賞の西巻顕子と同コンテスト東京都知事賞他多くの受賞歴を誇るよしおかりえこ。

「理論のよしおか」と「直感の西巻」

素晴らしい才能とセンスの持ち主であるこの二人の感性でお届けします。

器コーデの法則を学ぶ事で、少ない器を使って何通りものコーディネートを作れるようになります。器コーデは、ファッションコーデと一緒です。
少しの法則を知ることで、器選びや器の揃え方、美意識をも変化する事を実感していただけます。

 この講座を修了した方を「いろはにすと」と呼んでいます。

あなたもいろはにすとになりませんか?



いろはにすと資格を取得することで、インストラクター養成コースやオンラインサロン「いろはにすと倶楽部」への参加が可能になります。

《講座日程》

10月31日(土)10:00〜16:30

11月1日(日)10:00〜16:30

11月3日(火)10:00〜16:30

11月12日(木)10:00〜16:30 満席

11月14日(土)10:00〜16:30

11月20日(金)10:00〜16:30 満席

場所 東京都江東区豊洲

オンラインレッスンも開催しています

11月6日(金)

11月7日(土)

11月8日(火)

11月15日(日)

11月22日(日)

上記日程は1日6時間コース可能です。
2時間✖️三回コースなどご希望に応じてアレンジいたします。
対面講座、オンライン講座とも
受講の日程や時間ついては、お気軽にご相談ください。

また、体験レッスンも用意しておりますのでご希望の方はお問い合わせください。

連絡先→info@antennart.jp

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