おはようございます。
昨日から七十二候は白露末候 玄鳥去(つばめさる)に入りました。
春に渡ってきた燕が、
暖かい地方に向けて飛び立つ頃・・
空を見上げて、行く燕を探してみたりしている小松です。
気持ちいい風を感じるようになりました。
この位の気候がずっと続いてくれたらいいのに・・。
とってもいい季節なのに、最近、秋ってすごく短く感じます。
食欲の秋
芸術の秋
スポーツの秋・・
私にとっての秋はライブの季節。歌仲間のライブもこの時期に重なって、毎年結構大変でしたが、今年はそんなこともなく・・少し寂しいですね。

先日の「知る・愉しむ〜日本の器いろはにすと講座」は、少し色付いたドウダンツツジと秋の七草フジバカマでお迎えしました。
いつも講義の最初に「どうしてこの講座を受けようと思われたのですか?」とお尋ねするのですが、今回はお二人とも「結婚して家庭を持った時、子供ができた時、この講座の内容を知っていることがすごく役に立つと思ったから」と仰ってくださいました。
家族と日々共にする食事の時間の大切さについて、ちゃんと認識して、「いろは」から勉強しておこうとされてる・・。
30年前、この講義内容を勉強していたらなぁと私自身がつくづく思っていますから、その「気付き」が、本当に素晴らしいと思います。


新たな「いろはにすと」の誕生です。
「いろはにすと倶楽部」にも入会いただきました。
いろはにすと倶楽部メンバーになると
・窯元、作り手訪問
・懇親会
・各種イベント(オンライン含む)
に優待資格でご参加いただけます。
私たちが懇意にさせていただいている窯元さんや作り手、そして飲食店関係者の方々にご協力いただいてスペシャルな旅行や会食を提供します。





また、この「いろはにすと」のディプロマは
仕事に結びつく資格でありたいと思っています。
一つにはインストラクターになること。
インストラクターとは、この「知る・愉しむ〜日本の器いろはにすと講座」の講義をする講師です。
他には、
当協会の関連会社(株)アンテナートではホームステージングなどディスプレイ業務を行なっていますので、資格取得者にはそちらのお仕事をお願いすることもあります。





また、
大阪でG20が開催された2019年、
経団連会館で開催されたB20のレセプションパーティで、
私どもが日本の伝統工芸のプレゼンを担当した時には
語学が堪能ないろはにすとさんに通訳を務めていただきました。
(B20 : G20への経済界からの提言を取りまとめるための会議)




私たちはこの「知る・愉しむ〜日本の器いろはにすと講座」を始める前は、月に一回のテーブルコーディネート教室をしていましたが、ディプロマ制度は取っていませんでした。私たちの発行するディプロマに意味があるとは思えなかったからです。
長く通ってくださる生徒さんから「何か証になるものが欲しい」という声をいただくようになり検討を重ねそのディプロマが単なる修了証ではなく「役に立つもの」「意味があるもの」になることを目指して、この一連の制度を組み立てました。
この二つをうまくリンクさせて、いろはにすと倶楽部のメンバーの方に
日々の暮らしの中の小さな幸せ
非日常のスペシャルなひととき
人と思いを共有できる喜び
やりがいのある仕事・・
様々な形の「愉しさ」を提供していきたいと思っています。
今回いろはにすと倶楽部のお仲間になっていただいた、Eさん、Yさん、そして、すでにメンバーの皆様、改めてよろしくお願いいたします。
次の「知る・愉しむ〜日本の器いろはにすと講座」は、22日、京都の方とオンラインで行います新たな出会いにワクワクしています。
また、29日はインストラクター養成コースの試験日。
現在養成コースでは、北海道、東京、鹿児島と3名の方が講師を目指しておられますが、いよいよ初のインストラクターの誕生が迫ってきました。
聞くところによると既にその方には「いろはにすと講座」を受けたい!という予約が入っているとか・・?!楽しみです。
全力でバックアップしていきたいと思います。

「知る・愉しむ〜日本の器 いろはにすと講座」は、器の知識やコーディネートの基礎(いろは)を知ることで、日本の器の良さを再認識し、日々の食事をより美味しく愉しいひとときにしていただくことを目的としています。
◆講座内容
①知る・愉しむ〜日本の器 その心は・・・
食事は身体だけでなく知性・感性・心も育てていくもの、「どのように食べるかの大切さ」について具体的に学びます。また、「和食 日本人の伝統的食文化」がユネスコの世界無形文化遺産になった意味や五節句などの行事を忙しい日常生活の中に取れ入れていく〈心の持ち方〉についてもお伝えします。
②知る・愉しむ 〜 器のいろは
和食器の産地・名称・サイズと用途・使い方などを学びます。和食器を選ぶ際に必要な楽しく賢く器を選ぶコツが身につきます。器の買い方や揃え方がわかり、器選びや産地巡り陶器市にいくのが愉しくなります。
③知る・愉しむ 〜 器コーデの法則
「こうすれば誰でも簡単に素敵な食卓ができる!」という器使いのコツを学びます。同じ器を使って和洋様々なスタイルに変化させる手法を知ることで、たくさん食器がなくても色々な表情の食卓を作れるようになり、おもてなしや日々の食事の時間が一段と美味しく愉しいひとときになります。
コーディネート部分の講義監修は、東京ドームテーブルウエアフェスティバル優しい食卓コンテスト大賞の西巻顕子と同コンテスト東京都知事賞他多くの受賞歴を誇るよしおかりえこ。
器コーデの法則を学ぶ事で、少ない器を使って何通りものコーディネートを作れるようになります。
器コーデは、ファッションコーデと一緒です。
少しの法則を知ることで、器選びや器の揃え方、美意識をも変化する事を実感していただけます。
この講座を修了した方を「いろはにすと」と呼んでいます。 あなたもいろはにすとになりませんか?
東京、神奈川、新潟、北海道、鹿児島、大阪、兵庫・・そして9月初めて京都の方もオンラインで受講予定。各地にいろはにすとが誕生してきています。

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