こんにちは、小松早苗です。
昨日の重陽の節供、皆様はいかがお過ごしになられましたか?
私は・・
仕事帰りに イオン に買い物に寄ったのですが、栗がない・・
もう一軒3日前には店頭で見た違うスーパーにも寄ってみましたが、やはりなくて、栗ごはん は諦めました。
代わりに厄除の願いを込めて小豆おこわを菊型の物相で抜き、
栗は箸置きでご容赦・・です。

炊いたナスがとろっとろで美味。
コロナでお盆に帰れなかった実家。お父さん元気で長生きしてね!と、遠く離れた父と気分だけ交わす一献。
そんな重陽の日のひとり晩ご飯でした。
それにしても・・
「今日は土用の日」のアピールはいつも賑やかなのに、どっちのスーパーも「重陽」の ”ち” の字もありませんでした。
ユネスコの世界文化遺産になった「和食 日本人の伝統的食文化」
その中身は四項目ありますが、一番なくなりそうなのは、「年中行事と密接に結びついた食文化」です。お正月のおせち料理、五節句やお月見・冬至などその時その時に決まって食べるもの。重陽でいえば、食用菊、栗、茄子を使ったお料理です。やっぱり継承していきたい日本の文化だと思われませんか?
それは「五感で感じた思い出の継承」だとも思うのです。
そして、ユネスコの世界文化遺産になったということは「日本人の伝統的食文化」を残していく責任を日本人が負ったということ。
「今日は五節句のひとつ、重陽ですよ」と、栗ごはんとほんの少しの菊のお浸しのセットを用意するとか、業界が消費者を、国民を、育てていただきたいなぁと思います。
まだ栗は早いのかもしれませんけど、それにしても少し悲しく思った出来事でしした。

「知る・愉しむ〜日本の器 いろはにすと講座」は、
器の知識やコーディネートの基礎(いろは)を知ることで、
日本の器の良さを再認識し、
日々の食事をより美味しく愉しいひとときにしていただくことを目的としています。
◆講座内容
①知る・愉しむ〜日本の器 その心は・・・
食事は身体だけでなく知性・感性・心も育てていくもの、「どのように食べるかの大切さ」について具体的に学びます。また、「和食 日本人の伝統的食文化」がユネスコの世界無形文化遺産になった意味や五節句などの行事を忙しい日常生活の中に取れ入れていく〈心の持ち方〉についてもお伝えします。
②知る・愉しむ 〜 器のいろは
和食器の産地・名称・サイズと用途・使い方などを学びます。和食器を選ぶ際に必要な楽しく賢く器を選ぶコツが身につきます。器の買い方や揃え方がわかり、器選びや産地巡り陶器市にいくのが愉しくなります。
③知る・愉しむ 〜 器コーデの法則
「こうすれば誰でも簡単に素敵な食卓ができる!」という器使いのコツを学びます。同じ器を使って和洋様々なスタイルに変化させる手法を知ることで、たくさん食器がなくても色々な表情の食卓を作れるようになり、おもてなしや日々の食事の時間が一段と美味しく愉しいひとときになります。
コーディネート部分の講義監修は、東京ドームテーブルウエアフェスティバル優しい食卓コンテスト大賞の西巻顕子と同コンテスト東京都知事賞他多くの受賞歴を誇るよしおかりえこ。
器コーデの法則を学ぶ事で、少ない器を使って何通りものコーディネートを作れるようになります。器コーデは、ファッションコーデと一緒です。
少しの法則を知ることで、器選びや器の揃え方、美意識をも変化する事を実感していただけます。
この講座を修了した方を「いろはにすと」と呼んでいます。
あなたもいろはにすとになりませんか?
東京、神奈川、新潟、北海道、鹿児島、大阪、兵庫・・そして9月初めて京都の方もオンラインで受講予定。各地にいろはにすとが誕生してきています。
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