おはようございます。
今日はお盆の入りですね。

迎え火を焚き、精霊馬や盆棚を作り、ご先祖様をお迎え。
これが一般的なのでしょうが、我が家は浄土真宗安芸門徒で、そのような慣習はなく育ちました。わたしのお盆といえば、盆燈籠です。
竹を六角形のアサガオ型に組み、周りに色紙が貼ってあるもので、初盆では白の燈籠、それ以外のお墓には色燈籠をお供えします。調べてみると、どうやら浄土真宗の参拝法というわけではなく、広島安芸地方と香川県の一部特有の慣習のようです。

燈篭の中にろうそくを灯してお参りします。わたしが子供の頃は、お参りした後、ろうそくの火は灯したまま帰っていました。
写真は主人方のお墓で墓園ですが、我が家は田舎で、墓園ではなく、家から見えるちょっと小高いところにぽつんぽつんと三軒分しかありませんでしたので、夜の闇の中にぽわんと浮かんでいるように見える盆燈籠の色はとてもきれいで幻想的でもありました。今でも目に浮かびます。
でも、風が吹くと燈籠が燃えてしまうこともよくありました。なので、火事を恐れ、いつの頃からかろうそくを灯したままにしておくことはしなくなりました。
最近では、その燈篭も後片づけが大変ということで、代わりに「南無阿弥陀仏」や「倶会一処」と書かれた木札が供えられたお墓が少しづつ増えてきています。
でも、盆燈篭の景色が無くなるのは寂しい・・無くなってほしくない広島のお盆の風物詩です。
新型コロナの影響で各地様々な行事が中止になっています。盆踊りも今年は難しいのでしょうね。寂しいですね。
そんな中、京都の送り火は規模を大幅に縮小してですが行われるそうです。
京都五山送り火連合会は「御精霊(しょうらい)様を送るために点火はするが、できる限り外での見物は控えていただき、自宅で手を合わせていただければ」とのこと。わたしも今年は帰省せず、盆燈篭を持ってお墓参りはできませんが、家で静かに亡くなった家族を偲びたいと思います。

オンラインイベントうつわのわ
〜ゲストに備前焼作家金重剛さんを迎えて
8月29日 20:00〜21:30
備前焼作家金重剛さんと書家片岡流翠さんとの対談を軸に、備前の自然や備前焼、金重さんが今作ろうとされている窯のお話などをお聴きし、参加者からの質問なども交えて愉しい会にしたいと思います。
zoomを使って行ないますのでどなたでもご参加いただけます。
ご興味ある方は、info@antennart.jpまでご連絡ください。zoomの招待IDをお送りします。(zoom未体験の方もお気軽にお問い合わせ下さい。zoomの使い方も含めてご案内いたします。)
たくさんの方のご参加をお待ちしています。
◆金重剛さんのブログ
パステルカラーな空』おはようございます☺️.岡山備前地方久々井地区今朝の空AM5:10晴🌤️気温:25℃ …東の空に.雲の塊あり。.日の出は見えず。.なれど.パステルで描か…ameblo.jp
◆片岡流翠さんはこんな方
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