いろはにすと講座への思い 夏越の祓えの日に寄せて

こんにちは、小松早苗です。

今日は6月30日。「夏越の祓」の日です。ここまでの半年の間についたケガレを祓い、残り半年の無病息災を願う神事。コロナに翻弄される中、一段とその祈りの思いは募りますね。
そして、この日をけじめの日として意識することで、気持ちをリセットして新たな気持ちで後半戦頑張ろう!と思うこともできるのではないでしょうか?

茅の輪くぐりには行かれましたか?

(画像はお借りしています。)


少し話は変わりますが、
わたしはこのブログとは別に、趣味の歌や日々の徒然を綴った個人ブログをしています。そこを訪問してくださる方のブログを re-訪問?させていただくと、
「子育て真っ最中のママ」ということがよくあります。

その方々のブログを拝見していると
みなさんほんとに真剣に丁寧に子育てと向き合ってらっしゃるなーと感心してしまいます。同時に、我が子育てを振り返り・・・
わたしには三人の息子がいますが、忙しさにかまけてずいぶんいいかげんだったと凄く反省しています。
もっと丁寧に向き合えばよかったとつくづく思います。



それを特に強く感じ始めたのは
テーブルコーディネートのお勉強を始めてからです。

まだ子どもが小さい頃から、テーブルコーディネートには興味がありました
かれこれ30年も前ですね。
ある日新聞に載ったテーブルコーディネート教室の記事を切り取って、暫く冷蔵庫に止めていた記憶があります。


しかし、当時はバブル真っ盛り!
いわば、ブランド食器大人気時代です。その切り抜いた新聞記事の写真も、高級食器を使ったセミフォーマルっぽいテーブルでした。

行ってみたいな~~
でも凄くお金かかりそうだなー
と冷蔵庫を開く度に考えて下した決断は
やっぱり今の私には無理!

なので、新聞記事はポイ!
ではなく、それでもスクラップブックに保存はしてました。(これ、もしかしたら今もあるかもしれません。〕


そんなテーブルコーディネートを習いたいという希望を叶えたのは結局子育てが終わった頃でした。(教育費が一段落した頃ともい言います。苦笑)

こどものサッカーの追っかけだけが趣味だったわたし。
それもなくなり、無趣味の自分は今からどうするんだ?と思ったときに
思い出したのがテーブルコーディネート。

なぜ、テーブルコーディネートを習いたかったか。。
それは単純に
テーブルの上にきれいにかっこよくお料理を並べたい!
ただそれだけでした。

習い始めても最初の頃はただそれだけ。
先生の素敵なコーディネートをみてうっとり。
自分もおままごと気分で、器を並べたり重ねたり。

でも、勉強を進めていくうちに
凄く奥深いものであることがわかってきたのです。

テーブルコーディネートを始めて知ったいろんなこと。
日本の食文化や
「テーブルを囲む」「食卓を整える」ということが持つ底知れない効果、力。

これをわたしが30年前に知っていたら
もっとマシな子育てができたんじゃないかしら
というか
もっとこどもの世界が広がっていたのではないだろうか
と、ほんとに残念な気持ちがあります。

「テーブルを家族で囲むこと」や「食卓を整える」ことが大切なことはもちろんわたしも知っていました。
でも謂わば「総論」をしっていただけで
テーブルコーディネートを学ぶ中で「各論」を知ったという感じです。

その「各論」を知っているということは「エネルギー」になります。 




「知る・愉しむ〜日本の器いろはにすと講座」は、三部からなっています。 

 1.「知る・愉しむ〜日本の器」その心は
2.知る・愉しむ 器のいろは
3.知る・愉しむ 器コーデのいろは

この講座は、「基本を知れば器選びは愉しくなる、お食事をより美味しくより愉しく頂くために器の力を借りましょう、その効果的な使い方を知りましょう。」という趣旨ですが、一部では、その序論として、そもそも「食べる」「食卓を囲む」とは、どういうことなのか。そして、和食器の背景としての「日本の年中行事と和食」について整理しています。   

  たとえば、
6月30日の食後のデザートに和菓子の「水無月」を。 


何これ?
なんで今日これ食べるの?   これはね・・・ 


こんな風に交わされる会話には、子育てのどんな「芽」がどれだけ隠されているでしょうか?    私は、知る・愉しむ〜日本の器いろはにすと講座をするにあたり、私自身を反面教師として「食卓の持つ力」についてお伝えし、特に子育て中のママには、「疲れてるけど頑張ってみようかな」と思えるエネルギーをお届けしたいと思っています。   

 知る・愉しむ〜日本の器いろはにすと講座、オンライン講座も始まります! ご興味ある方はぜひお問い合わせください

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